わたくし安藤が日々の思うことや、感じたことなどを書き綴るものです。
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世論は、世襲禁止に傾いている。
確かに、今の世襲議員(2世、3世)には国のかじ取りを任せられないという意見が多勢のようだ。私も、最近まではそう思っていた。では今はそう思っていないのかと問われれば、少なくとも、全員(すべての世襲議員と呼ばれている議員)がそうだとは言えないだろう、という意見になってきている。もっとも、ではその例外に当たる人物を出せと言われても出せないが、まぁ、巷間言うように「すべてがそうだ(けしからん)」ということにはならないからそう言うだけなのだが……。
さて、民主党は、世襲禁止を打ち出した。親族にいた議員と同一選挙区からの立候補を党の内規で禁止するという。まぁそれはそれでいいか。
そうしたところ、与党自民党も、同じようなことをするという。ただしこちらは、ただ公認しないというだけのようなので、禁止ではないよなぁ。
この話を、今日知人としていたところ、ふと……。
では、世襲議員だといわれる人が、親族とは違う選挙区で立候補した場合を考えるとして、そこにいた前の議員の後援会(支援団体)をそっくり引き継いだらどうなるのか(どうなるのか、といったところで、現段階で何らかの違法行為となっているのか、少なくとも合法なのかは知らないので、自身としては結論が出ないのだが……。まぁ、仮に、何のお咎めもないものとして話を進めよう)。そうなると、選挙区が変わったところで、世襲議員は製造されることになりはしないか。まぁもっとも、いま言われている「世襲」への批判は、親族の選出されたのと同一の選挙区から出ることなので、選挙区が変わって出ることには批判はないようだ。ということは、ここで言う世襲は、単に親族に議員がいるということではなくて、そのことにプラス同一選挙区から選出されるということが批判されているということになるようだ(まぁ、これじゃぁ一種の支配者然としかねないからねぇ……)。
多分突き詰めていくと、世襲の問題は、後援会の問題になるような気がするなぁ。結局誰を次の議員(候補)とするかについて、後援会の意向が働きすぎる(過ぎるかどうかは別にして、働くことは確か)ことが宜しくないとなるわけだ。
後援会の設立を禁止するということはできないので、理想としては、後援会イコール(今の日本の制度を考えると)政治団体(の支部または内部組織)となって、尚且つ、次の候補擁立の際には、組織内での予備選挙を行うことを義務付ける(少なくとも無投票や信任投票によるものは認めない)位の事も必要になるのではないだろうか(親族の居るまたは居たところから出ることを禁止したうえで……)。
まぁ、そうやったとしても何の解決にもなりはすまいが。
ところで、世襲禁止について、世襲が生まれる背景に、後援会の利益が存分に絡んでいるであろうことがあんまり表に出てきませんねぇ。世襲は、政治家本人だけの問題じゃなくて、後援会の利益のためにもあるということは、考えられないんでしょうか。
どうも、文章が下手で……。
【余談】
世襲禁止を言うと、「職業選択の自由もあるので一律に規制はいかがなものか」と唱える人がいる。
初めて聞いたとき、「そうだよなぁ」と納得しかけたものだが、よくよく考えてみれば、この理屈はおかしい。もしこれを言い出したら、他にだって色々と職業に就くための規制があるものがあるじゃないか。医者だとか、弁護士だとか……。より重要な国家の運命を預かる政治家が例外の職であっていいとはいえまい。
ひと言言えば、およそ国民の政治に対する意識、国家とはどうあるべきかという意識が変わらない限り、この問題は永遠に解決すまい。
確かに、今の世襲議員(2世、3世)には国のかじ取りを任せられないという意見が多勢のようだ。私も、最近まではそう思っていた。では今はそう思っていないのかと問われれば、少なくとも、全員(すべての世襲議員と呼ばれている議員)がそうだとは言えないだろう、という意見になってきている。もっとも、ではその例外に当たる人物を出せと言われても出せないが、まぁ、巷間言うように「すべてがそうだ(けしからん)」ということにはならないからそう言うだけなのだが……。
さて、民主党は、世襲禁止を打ち出した。親族にいた議員と同一選挙区からの立候補を党の内規で禁止するという。まぁそれはそれでいいか。
そうしたところ、与党自民党も、同じようなことをするという。ただしこちらは、ただ公認しないというだけのようなので、禁止ではないよなぁ。
この話を、今日知人としていたところ、ふと……。
では、世襲議員だといわれる人が、親族とは違う選挙区で立候補した場合を考えるとして、そこにいた前の議員の後援会(支援団体)をそっくり引き継いだらどうなるのか(どうなるのか、といったところで、現段階で何らかの違法行為となっているのか、少なくとも合法なのかは知らないので、自身としては結論が出ないのだが……。まぁ、仮に、何のお咎めもないものとして話を進めよう)。そうなると、選挙区が変わったところで、世襲議員は製造されることになりはしないか。まぁもっとも、いま言われている「世襲」への批判は、親族の選出されたのと同一の選挙区から出ることなので、選挙区が変わって出ることには批判はないようだ。ということは、ここで言う世襲は、単に親族に議員がいるということではなくて、そのことにプラス同一選挙区から選出されるということが批判されているということになるようだ(まぁ、これじゃぁ一種の支配者然としかねないからねぇ……)。
多分突き詰めていくと、世襲の問題は、後援会の問題になるような気がするなぁ。結局誰を次の議員(候補)とするかについて、後援会の意向が働きすぎる(過ぎるかどうかは別にして、働くことは確か)ことが宜しくないとなるわけだ。
後援会の設立を禁止するということはできないので、理想としては、後援会イコール(今の日本の制度を考えると)政治団体(の支部または内部組織)となって、尚且つ、次の候補擁立の際には、組織内での予備選挙を行うことを義務付ける(少なくとも無投票や信任投票によるものは認めない)位の事も必要になるのではないだろうか(親族の居るまたは居たところから出ることを禁止したうえで……)。
まぁ、そうやったとしても何の解決にもなりはすまいが。
ところで、世襲禁止について、世襲が生まれる背景に、後援会の利益が存分に絡んでいるであろうことがあんまり表に出てきませんねぇ。世襲は、政治家本人だけの問題じゃなくて、後援会の利益のためにもあるということは、考えられないんでしょうか。
どうも、文章が下手で……。
【余談】
世襲禁止を言うと、「職業選択の自由もあるので一律に規制はいかがなものか」と唱える人がいる。
初めて聞いたとき、「そうだよなぁ」と納得しかけたものだが、よくよく考えてみれば、この理屈はおかしい。もしこれを言い出したら、他にだって色々と職業に就くための規制があるものがあるじゃないか。医者だとか、弁護士だとか……。より重要な国家の運命を預かる政治家が例外の職であっていいとはいえまい。
ひと言言えば、およそ国民の政治に対する意識、国家とはどうあるべきかという意識が変わらない限り、この問題は永遠に解決すまい。
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